​風俗を辞めたいけれど辞められないときの相談窓口

 ぱっぷすには、風俗辞めたいけれど、辞めさせてもらえないという相談が多く寄せられます。

  • 親・学校・会社に風俗でバイトをしていることをばらすと脅された。

  • 自宅の前まで来て呼び鈴を鳴らされた。

  • 1ヵ月前にやめる意思表示をしないと罰金がかかる。

という理由で、店長から「君には辞める権利はないよ」と言われて、どうしたらいいのかわからない方からの相談が多く寄せられます。特に18歳~19歳の方の場合は、親に知られていしまうことを恐れてしまい、半ば強制的にお客を入れられるケースもあります。

しかし、これらは、労働基準法5条(労働者の意思に反して労働を強制してはならない)風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行令17・18条(異性の客に接触する役務を提供することを強制する行為)で禁止されています。

お店の同意がなければ退職できないのは間違いです

 もし、あなたの契約が雇用契約であれば、お店は職業安定法の「公衆道徳上の有害業務」として罪に問われるので、すぐに辞めることができます。そのため性風俗店の契約書の多くは委任契約(民法第643条)場所の利用料の契約(民法601条(賃貸借契約:ちんたいしゃくけいやく))にしています。

委任契約の場合であっても、やむを得ない事由があるときは、直ちに契約の解除をすることができます(民法628条)。​やむを得ない事情とは「罰金がかかる」と言われたり「辞めさせてもらえない」などがあります。

場所の利用料の契約の場合、賃貸借契約を隠れ蓑にした「怪しい契約」ですので、直ちに解除することができます。

 

 つまり、性産業の場合は、辞めたいと言っているにも関わらず辞めさせてもらえない場合は、やむを得ない事情によって、いつでもやめることができます

 しかし、お店の店長との間には、交渉力の格差や情報量の圧倒的な格差があり、辞めたいと言い出しにくかったり、きちんとした意思表示ができない場合があります。

 ぱっぷすが相談者の代わりに交渉することで、穏便に辞めることをお手伝いができます。お店側もビジネスとしてやっているので、ビジネスライクに話を進めていきます。

 ぱっぷすの相談費用は無料です(みなさまのご寄付で運営されています)。どうかひとりで抱え込まないで、わたしたちと一緒にこれまでの生活を取り戻しませんか。

本日からでも辞めることができます

どうか、​辞めたいと思えたときが、辞めどきです。無理して続ける必要はありません。

よく、「短期決戦で~」「目標金額を設定して」「準備資金~」いくらまでお金を溜めてから辞めたら良いという記事もありますが、昼職をしたほうがお金が溜まる時代です。

 あなたの辞めたいという意思があれば、翌日から一緒に昼職で生活を続けていく方法を探していきます。そのためのさまざまな制度があります。

 まだ辞めたいけどと悩んでいる方でも、ぱっぷすでは「辞めなさい」と言うことはありません。あなたの気持ちを受け止めながら、どうしていけばいいのか一緒に考えていったり、いま抱えている課題を一緒になって整理するお手伝いもできます。

「風俗を辞められずに悩んでいるひとはどこかに甘えがある」という人もいますが、それは間違いです。辞められないには理由があります。

 性産業を続けるほど、自分の居場所はここだと思えてしまうことがあります。

お客さんの中には、自分自身の価値を見出してくれた方や、必要とされるという引力が働いたり、心と体が一時的に満たされたと思えることがあります。ある方は「お客さんは、精神的な安定剤だった」と述べられた方もいました。

 それは一時的なものであって、負のスパイラルに陥ってしまうことで性産業から抜け出せなくなります。とくに、自分に価値がないと思えてしまう、対外評価を気にしてしまう、誰かに認められたいと思う方は、このスパイラルに陥ることがしばしばあります。それと責任感が強い方も当てはまるときがあります。

 性産業の抱える「ハラハラドキドキ」で孤独を埋めることもできます。毎日の生活がお店と自宅の往復ばかりで、交友関係もお店の従業員か同業者のコミュニティの中にはいってしまうと、妙な現実逃避がでてきしまうこともあります。知らないうちに崖っぷちにいたと訴えられた方もおられます。

 ぱっぷすでは、ご相談される方のペースにあった生活のしかた、これからの貯蓄のしかたについて、ぱっぷすと一緒に考えていきませんか?​

 もちろん、穏便に辞めたい安全に辞めたいという、相談者の意思に寄り添いながら、性産業を辞めて昼職をするための支援をしています。ご相談後も風俗を続けられる方もいますが、それも大切な相談者の選択として最大限尊重しています

 

ぱっぷすでは、あなたの不安な気持ちを教えてください。

なんどでもご相談してただければと思っています。

詳しくは相談の流れをご一読ください。

ご相談の流れ

①    お電話お問い合わせフォームメールで、ぱっぷすに連絡をとってください。その後、相談者さんとぱっぷすのスタッフとでお会いするのに都合にいい日の日程調整をします。日曜日、休日、夜でも対応しています。


②    スタッフ2名で相談者さんのお話を伺います。主として女性が対応しますが、ぱっぷすには男性のスタッフもいますので、女性の相談者さんにお会いする時には男性の支援員でもかまわないかどうかご意向を確かめます。


③    場所は、都内の公的機関(女性相談センター)の会議室を借りて行います。


④    事情があって東京に来られない場合には、事情に合わせて面接場所やスタッフの手配をします。


⑤    ご相談の時間は1〜2時間程度です。いつでも退席することができます。


⑥    相談者さんが相談したいと思っていることを中心にお話を聞いていきます。訴えたいことはご自分の中できちんと整理できていなくてもかまいません。ご自分の言葉でお話していくうちに次第に「自分の訴えたいことはこういうことだったのだ」ということが分かってくることもあります。


⑦    初回面接のときのお名前は匿名でも大丈夫です、匿名のときはニックネームを伺っています。


⑧    1,2時間お話を聴く中で、今一番したいこと、解決したいことは何かを明確にします。これを主訴の確定と言います。主訴が決まったら、それを解決するためにどうしたらいいかを考えて、一緒になって対応します。


⑨    ぱっぷすのスタッフに初めて会うのが、どうしても不安で仕方なかったら、少し遠回りになりますが、電話でもかまいませんよ。電話で話をして信用できるかどうかあれこれ確かめてください。


⑩    運営費は多くの方々の寄付金によって賄っていますので、相談料は無料です。