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PAPS メルマガ vol.008

June 20, 2011

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●●ポルノ被害と女性・子どもの人権プロジェクト メールマガジン

vol.008  2011年6月20日 発行

 

【ポルノ被害と性暴力を考える会】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━すっかり梅雨の季節になりました。体調を崩しやすい季節ですが、みなさん、いかがおすごしでしょうか。 前回のメルマガ発行から2ヶ月が経ちました。今号は、1、前回からの活動の進捗状況とシンポジウムに関する重要なお知らせ、2、この間に被災地の避難所を支援に回ってきた仲間からの報告の2本立てでお送りします。

 

■活動の進捗状況とシンポジウムに関するお知らせ

この間、私たちの会は、ポルノ被害に関する啓発パンフレットの作成と、今年の秋に実施する「第3回 ポルノ被害と女性・子どもの人権シンポジウム」の準備を進めてきました。

 

まず、啓発パンフレットですが、『今は、まだ名前のない性被害があります』という題名で40頁建てのパンフレットとして鋭意作成中です。現在、内容的には8割ほどできてきており、今年の7月末か8月初めに完成させるために奮闘中です。

 

「第3回 ポルノ被害と女性・子どもの人権シンポジウム」ですが、前回のメルマガでご報告した日程について変更がありましたので、改めて今回のシンポジウムの概要についてご報告します。前回のメルマガでは、10月29日(土)に実施する予定と書きましたが、予定していたシンポジストの方々の多くがこの日は別の予定が入っているということでしたので、11月20(日)に日程をずらしました。すでに、10月29日の予定を空けていただいた方には申し訳ないのですが、改めて11月20日のご予定を空けていただければと思います。

 

また、今回のシンポジウムのタイトルは、「子どもたちを取り巻く性被害――学校、ストリート、施設」ということになりました。予定しているシンポジストは4名ですが、まだ演題やシンポの構成を含めて最終決定になっていませんので、次回のメルマガでは、各シンポジストの名前と演題を含めて、最終的な概要をお知らせすることができると思います。もうしばらくお待ちください。

 

■被災地の避難所の支援に回ってきた仲間からの報告

(以下は、この間、被災地の避難所を支援に回ってきた仲間からの報告です。)

 

東日本大震災から6月11日で3ヶ月が過ぎました。終わらない原子力発電事故、すすまない復興。そしていまだ9万人と言われる避難所生活をされる方、8000人の行方不明者の捜索と課題山積で、被災者のみなさまには心からお見舞い申し上げます。

 

女性支援に携わる複数のメンバーが、先日被災地いわきにお見舞に行ってきました。支援物資はようやく届くようになったものの、女性ならではのものがまだまだ不足なのではと支援物資を車に積んで出かけました。被災地の女性支援をしている方々に案内していただき、津波被害を受けた海岸地域に息をのみました。東北でも温暖な地域で津波など考えたこともなかったということで備えがなかったとも言っていました。避難所を2ヵ所訪問させていただきましたが、そこでいろいろと考えさせられる出来事に出会いました。

 

1ヵ所目は中学校の体育館でした。東京から女性向けの支援物資を持ってきましたがと話すと、男性の責任者の方は男ではわからないので女性に聞いてと保育士のスタッフを紹介してくれました。女子中学生が何人かいるのでこれはこれだけいただきます。その他には、とメンバーを思い浮かべながら必要なものを持っていかれ、被災当日保育園の子供たちをどうやって守ったかを話してくれました。高台に避難した後、この地方では珍しい横なぐりの雪がふったのですよと言う言葉が印象的でした。若い保育士さんたちはとても頼もしかったです。それにしてもどんなに大変だったことでしょう。

 

もう1ヵ所は70歳過ぎくらいの地域の自治会長とおぼしき男性が管理している避難所でした。仕切りもなく(最初に行ったところは仕切りがありました)、体育館で車椅子の方も生活されていました。東京から女性用の物資を持ってきたと告げると「この避難所にいる人の人数分なければ受け取れない、女は難しいから、物資が届くとずっと(いつもらえるかと)見てんだ、男みたいにさっぱりしてねがら」と結局は断られました。きっと必要な人はいたと思うのですが。次の日、女性がリーダーをしているボランティアセンターを訪問、今どんなニーズがあるのかを聞くことができました。

 

避難所に女性の視点をというのは言われてきていたことですが、今回改めてその感を強くしました。女性がどんなものを必要としているかは「暮らし」を知らなければわかりません。食料、水などの命に関わるものを確保したあと、必要なものはそれぞれ違うと思うのですが、そんなことは贅沢と思うのでしょうか。結局持っていった物資は案内してくれた女性支援をして下さった方が必要なところに配ってくれました

 

また原発についても、福島は震災の他に原発被害による不当な差別が起きているという話をうかがいました。被害者が差別を受けるって、なにかどこかで見たことがあるような構造ではないでしょうか。私たちは深い憤りを感じずにはおれませんでした。

 

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