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PAPS メルマガ vol.021 アキハバラのポルノショップ探索

April 14, 2014

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●●ポルノ被害と女性・子どもの人権プロジェクト メールマガジン

vol.021  2014年4月14日 発行

 

【ポルノ被害と性暴力を考える会】

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転載歓迎

≪アキハバラのポルノショップ探索≫

千代田区ではこの春から「公共の場における客引き等の防止に関する条例」(2014.4.1施行)を定め、アキハバラのJKツアー(女子高生の身なりをした女性が客引きをする)に規制を入れました。もともとアキハバラはポルノのAVやマンガのメッカでその“表現”は進化の一途をたどって商品化され、たいへん賑わっています。

 

その中でも、特に、「おいも屋本舗」「たちばな書店」「ラムタラ」は着エロ(着衣のエロ)ショップで有名なビデオショップです。着エロというのは、子どもにさまざまな姿態(性的なイメージを喚起させる)をポーズさせているビデオで、最小限の衣類(主としてひも状のもの)を付けさせることによってわいせつ物として摘発されるのを避けているのが特徴です。実態は子どもポルノそのものです。

 

ポルノの製作・販売・消費の実態はわいせつ物概念をはるかに超えています。また、児童買春・児童ポルノ処罰法による児童ポルノの定義は「衣服の全部又は一部を付けない児童の姿態であって性欲を興奮させ刺激するもの」とありますので、素直に読めば抵触するものと思われますが、野放しです。すれすれの線で逃れているのでしょう。

 

さてこのような“商品”の販売や購入の状況を見てみようとPAPSでは過日アキハバラに行きました。その様子を伝えます。

 

おいも屋:平日の閉店1時間前だったせいか、早い時間帯にはいる小中学生くらいの女の子の“販売員”がいないせいか、いつもいる客は誰もおらず閑散としていました。近年はネットで簡単に商品を買うことができるため、店内のジュニアアイドルの子どもたちを呼び水にしなければ、集客できないのでしょうか? 販売されている着エロは、性的なポーズをとらされた小学生(10歳になるかならないかの子どもたち)達です。これらのビデオが沢山あり、水着姿の子どもの写真を等身大にしたパネルなどが展示されていました。

 

昨年12月には、3才の女児の着エロ(児童ポルノ禁止法3号ポルノに抵触しているビデオ)が予約販売されようとしましたが、みなさまの働きかけにより、発売中止になりました。制作会社側の理由による中止とのことでした。しかし、予約販売が発売中止になったとしても、この女児が児童ポルノの被写体として撮影された事実は残ります。ネット上ではDVDのジャケットがばらまかれ、現在も見世物にされています。この女児は児童虐待防止法による要保護児童のはずですが、発売中止以降、行政が動いてくれないのです。

 

もし、警察が介入さえすれば、女児の住所などすぐわかり様々な福祉の支援が届くはずなのですが、なかなかそうなってくれません。法律はあるのにどうしてか行政が動いてくれないという現状があります。また、もしもすでに保護されたとすれば大変幸いなことですが、ネット上に拡散してしまった女児のジャケットは止めようがありませんから、ポルノ画像流布による女児の尊厳への侵害とその被害は図り知れませんし、救済のしようがありません。また彼女へのさらなる被害としては、自分がされたことの意味を理解できるようになった時に自分の映像をネット上で発見する可能性です。この可能性は皆無ではありません。

 

なお、「おいも」屋の謂われは、「俺の妹=おれのいもうと=おいも」です。

 

ラムタラ:昨年行った時とレイアウトが変わっておりました。これまでは、1階が着エロとAVコーナーでしたが、2階に変更されていました。ゾーニングを意識して変更されたものだと推測されます。それ以外はこれまでどおり、鬼畜系(ポルノの独特のジャンルで凌辱系ともいわれ、レイプやマゾ・サゾなどを主題としており、被写体をいかに過酷に扱うかとその内容は過激の一途を辿っている)から着エロまで、何でも揃うポルノデパートになっていました。数年前に騙されてAVに出演させられた人のビデオも販売されていました。しかし、いまだにその被害を訴えることができずにいます。私たちの世代で何とかしなければならないと思いました。

 

とらのあな:漫画販売のチェーン店です。地下1階には、いわゆる成人男性向けのポルノ漫画本が販売されており、数冊手にとって見ました。そこで思ったこととして、最近は、男児に対し女児の服を着させ、大人の男性や女児が性的にもてあそぶというストーリーが多くなってきたように思います。強姦賛美漫画は条例でゾーニングの対象だけど、女性化した男児だったらOKという短絡的発想でしょうか?

 

男の娘ジャンルは2、3年程前から増えています。作られた流行の印象が強いです。東京都青少年健全育成条例より前からの流れなので、これはポルノ業界のネタ切れ、新しい人気商品の需要を作ったのではないでしょうか。

 

最近、女性を性的なモノに仕立てるだけでは足りず、加害的立場に投影させることで、性的な憎悪感を強化するようなシチュエーションが多くなってきているように思います。例えば、童貞を維持しながら女児や男児に性的な好奇心をもつ男性を性的に賛美して女性を劣等的に扱って成人男性の優位性を誇示したり、女性専用車両に対する男性の女性憎悪的な反対キャンペーンなどがあります。

 

■ポルノ被害と性暴力を考える会編の出版物

『森美術館問題と性暴力表現』(不磨書房 2013.8)1890円+送料

『証言 現代の性暴力とポルノ被害 ~研究と福祉の現場から~』東京都社会福祉協議会 2010.11)1905円+送料

パンフレット「今は、まだ名前のない性被害があります」カンパ200円以上+送料

 

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申込方法

fax 03-6304-2564 又はmail paps@paps-jp.org

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代金の授受:振り込み用紙を同封しますので、本が届き次第なるべく早くお支払い下さい。

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