━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●●ポルノ被害と女性・子どもの人権プロジェクト メールマガジン
vol.017 2014年1月26日 発行
【ポルノ被害と性暴力を考える会】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━※このメールは【ポルノ被害と性暴力を考える会】の賛同者の方にお送りしております。配信停止をご希望の方は、hpsv-mag-del@app-jp.org 宛てにご返信ください。自動的に配信停止手続きされます。
遅ればせながら、新年のご挨拶を申し上げます。不穏な状況下で必ずしも嬉しい気持ちで新年を寿ぐこともできないのでありますが、しかし、性暴力被害の根絶のために、加害者を生みださないために、今年も一人ひとりできることをできる限りやっていきましょう。
今年初めてのPAPSのイベントとして、3月16日に(日)大阪のドーンセンターにて、森美術館問題を主題にしたシンポジウムを開催します。関西方面の多くの方の参加を期待しています。
私たちは、森美術館問題を美術館に対する単発的な抗議運動だけで終わらせることはしたくないと考えています。多くの皆さまの協力により、昨年8月には「森美術館問題と性暴力表現」(不磨書房)を刊行することができました。そして、さらに問題考えることを続けたい、問題の視点を深めたい、森美術館問題を通じて人としての尊厳の根本的なあり方について考えていきたいと、下記のようなシンポを企画しました。
今回は、大阪の性暴力を許さない女の会の全面的な協力を得て東京ではなく会場は大阪で行います。
【タイトル】
性暴力を許さない女の会・公開講座
ポルノ被害と性暴力を考える会・第5回ポルノ被害と女性子どもの人権シンポ「館長、その“芸術”は 性暴力です!東京・森美術館問題を考える 」
【シンポの目的】2012年、東京の六本木ヒルズ・森美術館で会田誠展開催。四肢切断された少女が微笑む姿を描いた暴力的ポルノも展示されていた。市民から抗議の声が・・。館長は、美術館の社会的使命は“作品”について様々な議論を巻き起こすことだと主張。芸術だと言えば、どんなに人の尊厳を脅かしてもいいのか。性暴力は芸術の顔を持てば、性暴力でなくなるのか。隠されている被害は何か。ともに考えましょう。
【シンポジスト】
中里見 博(徳島大学教員)
宮本 節子(フリー・ソーシャルワーカー)
岡野 八代(同志社大学教員)
【日時】:2014.3.16(日) 13:30~16:00
【参加費】:1000円
【場所】:ドーンセンター・大会議室2(大阪府男女共同参画・青少年センター)
540-0008大阪市中央区大手前1-3-49
なお、このようなシンポジウムを開催することに関して、森美術館館長の南條史生氏にお知らせするとともに、お越し願えないかご招待をしています。またお越し願えない時にはメッセージを頂けないかお願いの手紙を差し上げました。
■ポルノ被害と性暴力を考える会編の出版物
『森美術館問題と性暴力表現』(不磨書房 2013.8)1890円+送料
『証言 現代の性暴力とポルノ被害 ~研究と福祉の現場から~』(東京都社会福祉協議会 2010.11)1905円+送料
パンフレット「今は、まだ名前のない性被害があります」カンパ200円以上+送料
ーーーーーーーーーー
申込方法
fax 03-6304-2564 又はmail paps[at]paps-jp.org ([at]を@に変更ください)
住所・氏名・希望部数記載の上、上記ファックス又はメールにてお申し込み下さい。
代金の授受:振り込み用紙を同封しますので、本が届き次第なるべく早くお支払い下さい。
ーーーーーーーーーー