性産業を辞めたいと思っている方の相談窓口
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性産業の辞め方が分からない方へ

 風俗辞めたいと思ったけれど、どうしたらいいかわからない。

 毎日が眠れない夜で、思ったよりお金もたまらないし、これまで、一般的な仕事をしてきたことがないから、漠然と風俗の仕事をしている方からのご相談が寄せられています。


 昼職は考えるだけでめんどうですよね。でも、毎日深夜まで待機しても、新人ばかりにお客さんがはいって、フリーのお客さんがまわってこなくて、お茶を引くことも何度かあったとき、普通に「辞めたい」思われたことありませんか?

 たとえば、お仕事が終わって自宅でシャワー浴びて”早く忘れよう”と思っても、忘れられなかったり、どれだけ洗っても髪の毛に染み付いた臭いが取れなかったとき・・・。

 夜の仕事は、昼職よりもとても理不尽なことが多く起きます。地雷客(本強・トラウマになるような客)に遭遇して心が折れたとしても、店長から「なぜ断らなかったの?」「それは自己責任だよね」と言われたときに、辞めようと思った。でも、夜の仕事ってどうやめたらいいのかわからないし、辞めたあとどうなるのかわからない、また戻ってしまうかもと思われる方もおられます。

 ぱっぷすでは、”私には夜の仕事しかない”と思えてしまう気持ちはとても共感いたします。

​昼職をして、風俗を辞めてみませんか

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 風俗をきちんと辞められるか心配な相談者の方は多いですが、今後のライフスタイルのご提案、お金のため方、仕事の探し方、履歴書の書き方など、一緒になって考えていきませんか?​

 ぱっぷすの相談費用は無料です(みなさまのご寄付で運営されています)。どうかひとりで抱え込まないで、わたしたちと一緒にこれまでの生活を取り戻しませんか。

本日からでも辞めることができます

 あなたが、もう限界でこれ以上続けられないと思った時が、辞め時です。

よく、「短期決戦で~」「目標金額を設定して」「準備資金~」いくらまでお金を溜めてから辞めたら良いという記事もありますが、昼職をしたほうがお金が溜まる時代です。

 あなたの辞めたいという意思があれば、翌日から一緒に昼職で生活を続けていく方法を探していきます。そのためのさまざまな制度があります。

 まだ辞めたいけどと悩んでいる方でも、ぱっぷすでは「辞めなさい」と言うことはありません。あなたの気持ちを受け止めながら、どうしていけばいいのか一緒に考えていったり、いま抱えている課題を一緒になって整理するお手伝いもできます。

「風俗を辞められずに悩んでいるひとはどこかに甘えがある」という人もいますが、それは間違いです。辞められないには理由があります。

 性産業を続けるほど、自分の居場所はここだと思えてしまうことがあります。

お客さんの中には、自分自身の価値を見出してくれた方や、必要とされるという引力が働いたり、心と体が一時的に満たされたと思えることがあります。ある方は「お客さんは、精神的な安定剤だった」と述べられた方もいました。

 それは一時的なものであって、負のスパイラルに陥ってしまうことで性産業から抜け出せなくなります。とくに、自分に価値がないと思えてしまう、対外評価を気にしてしまう、誰かに認められたいと思う方は、このスパイラルに陥ることがしばしばあります。それと責任感が強い方も当てはまるときがあります。

 性産業の抱える「ハラハラドキドキ」で孤独を埋めることもできます。毎日の生活がお店と自宅の往復ばかりで、交友関係もお店の従業員か同業者のコミュニティの中にはいってしまうと、妙な現実逃避がでてきしまうこともあります。知らないうちに崖っぷちにいたと訴えられた方もおられます。

 ぱっぷすでは、ご相談される方のペースにあった生活のしかた、これからの貯蓄のしかたについて、ぱっぷすと一緒に考えていきませんか?​

 もちろん、穏便に辞めたい安全に辞めたいという、相談者の意思に寄り添いながら、性産業を辞めて昼職をするための支援をしています。ご相談後も風俗を続けられる方もいますが、それも大切な相談者の選択として最大限尊重しています

 

ぱっぷすでは、あなたの不安な気持ちを教えてください。

なんどでもご相談してただければと思っています。

詳しくは相談の流れをご一読ください。

ご相談の流れ

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①    お電話お問い合わせフォームメールで、ぱっぷすに連絡をとってください。その後、相談者さんとぱっぷすのスタッフとでお会いするのに都合にいい日の日程調整をします。日曜日、休日、夜でも対応しています。


②    スタッフ2名で相談者さんのお話を伺います。主として女性が対応しますが、ぱっぷすには男性のスタッフもいますので、女性の相談者さんにお会いする時には男性の支援員でもかまわないかどうかご意向を確かめます。


③    場所は、都内の公的機関(女性相談センター)の会議室を借りて行います。


④    事情があって東京に来られない場合には、事情に合わせて面接場所やスタッフの手配をします。


⑤    ご相談の時間は1〜2時間程度です。いつでも退席することができます。


⑥    相談者さんが相談したいと思っていることを中心にお話を聞いていきます。訴えたいことはご自分の中できちんと整理できていなくてもかまいません。ご自分の言葉でお話していくうちに次第に「自分の訴えたいことはこういうことだったのだ」ということが分かってくることもあります。


⑦    初回面接のときのお名前は匿名でも大丈夫です、匿名のときはニックネームを伺っています。


⑧    1,2時間お話を聴く中で、今一番したいこと、解決したいことは何かを明確にします。これを主訴の確定と言います。主訴が決まったら、それを解決するためにどうしたらいいかを考えて、一緒になって対応します。


⑨    ぱっぷすのスタッフに初めて会うのが、どうしても不安で仕方なかったら、少し遠回りになりますが、電話でもかまいませんよ。電話で話をして信用できるかどうかあれこれ確かめてください。


⑩    運営費は多くの方々の寄付金によって賄っていますので、相談料は無料です。

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