

タイ公共放送「Thai PBS」でぱっぷすの活動が紹介されました
いつも、ぱっぷすの活動をお支えいただき、ありがとうございます。 タイの公共放送局「Thai PBS」の番組「ดูให้รู้(ドゥーハイルー)」で、日本における若年女性への性的搾取の問題と、ぱっぷすの被害者支援活動が紹介されました。 番組では、「JKビジネス」や「悪質ホストクラブ商法」など性的搾取の問題、インターネット上での性的画像の拡散など、日本社会におけるさまざまな問題が取り上げられています。 ぱっぷすへの取材では、性的搾取の被害に遭った方への相談支援、AIを活用した性的画像の検出、繁華街でのアウトリーチ活動などについてお伝えしました。 ■ 「家出したこども」ではなく「家に帰れないこども」 ぱっぷすが大切にしている視点の一つに、「家出したこども」ではなく「家に帰れないこども」として捉えることがあります。 家庭を離れたこどもたちの中には、親からの暴力や虐待、家庭内での孤立などによって、安心して帰れる場所を持たない人がいます。 「家出」という言葉は、こども自身の行動に問題があるかのような印象を与えることがあります。しかし、その背景には、家庭が安全
2 日前


ProtectionAIを支える、舞台裏の技術のはなし
いつも、ぱっぷすの活動をお支えいただき、ありがとうございます。 今回は、ぱっぷすが開発を進めている「ProtectionAI」について、少し技術的な舞台裏をご紹介します。 被害画像を探し続けるためには、インターネット上の膨大な画像や動画を集め、顔を検出し、照合する作業を、途切れることなく続けなければなりません。 普段は表から見えにくい部分ですが、実はProtectionAIを動かすためには、さまざまな技術的な工夫が積み重なっています。 ■ ProtectionAIとは 本人の同意なく撮影されたり、インターネット上に拡散されたりした私的な性的画像・動画(NCII)は、一度削除されても、別のサイトやページに繰り返し投稿されることがあります。ProtectionAIは、利用を希望する当事者ご本人から提供された顔写真をもとに、顔の特徴を数値化し、その方が写っている可能性のある画像や動画をインターネット上から探し、削除要請につなげるためのシステムです。 そのためには、膨大な数の画像や動画を継続的に確認し、そこに顔が写っているかを検出し、特徴を照合していく必
8月9日


売春防止法の見直しに向けて―ぱっぷすが法務省検討会で伝えたこと
いつもぱっぷすの活動を応援してくださり、ありがとうございます。 2026年4月7日、ぱっぷすは法務省「売買春に係る規制の在り方検討会」の第2回会議に呼ばれ、現場の実態と、現場から見える法改正の必要性についてお話ししてきました。この検討会は、売買春をめぐる現在の法律や規制のあり方を、国として見直すために設けられた場です。今回のメルマガでは、そこでぱっぷすが何を伝え、何を要望したのかを、支援者のみなさまにご報告します。 現場で見えていること ぱっぷすは、歌舞伎町周辺で年間およそ150日、週3回のアウトリーチを続けています。夜の路上で出会うのは、主に10代から20代の女性たちです。 その多くは、虐待や貧困、家に居られない状況、ホストクラブの売掛金、孤立、心身の不調など、いくつもの困難が重なり、ほかに選べる手段がきわめて限られたなかで、性を売らざるを得ない状況に置かれています。「今日眠る場所がない」「帰れる家がない」——そうした切迫したなかで応じる行為は、対等な自由意思による「選択」とは言えません。 一方、性を買う側の多くは、安定した収入や住まいを持って
7月24日


AIは性的画像被害支援をどう変えるか
インターネット上に一度画像が広がってしまうと、それを見つけ出すことはとても大変です。SNS、掲示板、海外サイト、動画サイトなど、画像が置かれる場所はさまざまで、人の手だけで探し続けるには限界があります。
ぱっぷすでは、2019年から三菱財団の助成を受け、機械学習を使った被害対策の研究・開発を続けてきました。2022年度からはAIを使った支援システムの開発にも本格的に取り組んできました。この1年間でAI技術が大きく進化したことで、これまで人の手に頼るしかなかった作業にも、新しい可能性が広がっています。
5月20日

































































