芸能人と称する男性からアダルトビデオに出演させられた方へ|相談窓口
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 AV男優もしている芸能人の男性(以下、加害者といいます)からTwitterでフォローされたことがきっかけで、言葉巧みに出身地域やLINEの連絡先を聞き出して、アダルトビデオに出演を余儀なくされた方の被害相談が複数寄せられています。


 被害を受けた複数の相談者の証言によれば、TwitterやLINEのやりとりで、「君とセックスがしたい」「ハメ撮りをしたい」というメッセージを送りつけて、そこで、話をそらせて穏便にすませようとする方や、性的な要求に対して断れない方を選別していきます。

その後、

「君のために近くまで行く、数日後に高級ホテルを予約した」

「キャンセルはキャンセル料がかかる」

「会わないとどうなるかわかるよね?」

「既に高級ホテルにチェックインした」

 

などと、加害者は言葉巧みに「相談者が会わないことへの罪悪感」に付け込んでいきます。ホテルの部屋まで誘い込まれます。既に加害者に個人情報を伝えている場合は、断れば何をされるかわからない恐怖におかれます。


 ホテルの部屋に到着してドアを開けた時点から、断る間もなく性交為を伴う撮影が行われます。密室で1対1であることから、パニックで頭が真っ白になり、断ることができずに撮影が強行されます。

 

 撮影後は数万円~十数万円の現金を手渡され解放されますが、多くの相談者に共通することとして、加害者に対する恐怖で、現金の受け取りを拒否することはできず、穏便にすませようとする力が働いてしまいます。

 

 その後、加害者は、ブログ等で相談者の性的な映像をアプロードするなどして間接的に脅し、高額な違約金を取ります。弁護士をちらせつけて脅すこともあります。

しかし、このようなAV出演は、労働者派遣法・職業安定法(公衆道徳上の有害業務)はもとより、特定商取引法、消費者契約法、ほかにも、刑法第百八十二条(淫行勧誘罪)や売春防止法(事業者処罰)に抵触する場合があります。このことで被害を受けた側が処罰されることはありません。


 もし、あなたが、同じような被害に巻き込まれた場合は、PAPS(ぱっぷす)にご相談ください。どうかひとりで抱え込まないでください。

 ​PAPSでは、販売を差し止めたり、同様のケースでは2017年に刑事事件化することもできました。

芸能活動をしているAV男優と称する男性からアダルトビデオに出演させられた方へ

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