”助けて”といえない
女の子たちがいます
寄付で支えるサポーターを
待っています
NPO法人ぱっぷすは、性的搾取のない社会を目指しさまざまな活動をしています
性的搾取とは、性的な目的のために、相手が脆弱な立場であることや相手との力関係、信頼関係を悪用することです。相手を性的搾取することによって、金銭的、社会的または政治的な利益を得ることなども、性的搾取のなかに含まれます。
それを女の子たちは自己責任といい、助けてと言えない、助けてと言っていいことを知らない。
自分の置かれた現状を言葉でいえなかったり、自分を傷つけたりしていますが、助けてと言っています。
私たちは、そのことに気づけているのでしょうか?
既存の制度ではこぼれおちてしまう女性たちに対し、私たちはできることを一緒に考えていきたい。
性的搾取にあう、女の子たちが、児童買春・児童ポルノの被害にあわなくても生きていけるように、被害から回復し、ひとりじゃないんだと思える社会にするために私たちと一緒に活動をしていきませんか?
性的搾取をなくすために、繁華街での夜間の見回り・声掛け、ホットライン、居場所作り(ひつじカフェ)、女性専用短期宿泊シェルター(ひつじハウス)、相談支援などを行っています。
日本は諸外国と比べても、児童買春・児童ポルノにとても寛容な社会です。事実、警察が児童買春者を捕まえても、裁判が開かれず、刑事罰も科されない場合を確認しています。初犯では罰金刑・執行猶予となってしまう状況があります。
相談を待っているだけでは、本当に困っている女の子に繋がれないことから、2021年4月から新宿歌舞伎町でアウトリーチを開始し、昨年度は年間4281人の女の子たちに声をかけ、保護や支援につなげてきました。
生きるために
家から逃げた
女の子たちのその後
繁華街で出逢う女の子たちはさまざまな生きづらさを抱えながら、生きるために繁華街にたどり着きます。
虐待、いじめ、性被害、リストカット、OD・・・
ある女の子は10歳でした。彼女に「私たち以外に声をかけた人いたかな?」と聞くと、「おじさんには声をかけられたけど怖くて」と言っていました。
私たちと繋がる女の子たちに共通するのは「私たちより先に犯罪者(児童買春者)が声をかけていること」です。
社会に希望を見いだせなくなった瞬間を彼らは見逃しません。
だからこそ、私たちが声をかけに行き、繋がりをつくりに行きます。
危険しかない日々で、一人一人の女の子たちが「性を売らざる得ない状況を抜け出したい」と思うまで。もちろん、その先も寄り添い続けます。
私たちと繋がった
女の子たち
私たちに助けを求める女の子たちは親に否定され続けて死にたいと思っている子、住む家が無い子、親の暴力などから逃げてきた子、実家にいても心が休まらず、落ち着く場所を探し求めてくる子、病気の家族をケアするヤングケアラー。
親に頼れず、周りに頼れる大人もいない女の子たちに、駆け込める場所を。そして、
少しでも「安心」を。
その想いで、繁華街での居場所を運営しています。
安心し、否定されない状況があることで、明日のことを考えられるようになります。
女の子たちと信頼関係を構築していくと、性を売ること以外の選択肢の生活を一緒に考え始められるようになり、
女の子が望んだ時には既存の制度などを活用し、新たな生活のサポートも行っています。
繁華街から
抜け出した後も
性を売らざるを得ない状況を抜け出したあとでも、様々な困難があります。その時に、頼れる人がいないと、また繁華街にもどってきていしまいます。
私たちは、否定せず、さいきんどうだった?よくがんばってきたね、えらかったね。
再度繋がってがっくれたことをねぎらいます。
尊厳が奪われた彼女たちが回復に繋がるためには長期的に関わり続けることが大切です。
私たちは、“生きづらさ”を抱えた女性たちの力になるために、この活動を続けていきたいと考えています。
様々な困難を抱えている彼女たちが性的搾取(性暴力)にあわない社会の実現のために、皆様の温かいご寄付を通じてお力添えをお願いいたします。
月1,000円からのご支援で、女の子たちを守れます
Amazon欲しいものリスト
食物、お菓子、衣類、衛生用品、生理用品など必要なものをリストにしました。「こういうのが欲しい」「あれば助かる」という女の子の声を大事にしています。「ナプキンが買えない」など、生理の貧困を目の当たりにしています。安心できる場所、安全に休めること、大事にされた経験が彼女たちの力になります。
「単発寄付」をして、冬の寒さから女の子たちを守る
アウトリーチと居場所提供(カフェ)の運営をしています。虐待や性被害などの困難を抱える若者が急増して活動費が足りません誹謗中傷や活動妨害などへの対応にも頭を悩まされています。
「継続寄付」をして、デジタル性暴力の被害者支援を応援する
2020年は281件、2021年は643件、2022年度は1208件になりました。中高生からの相談も多く寄せられており被害の低年齢化が深刻です。ぱっぷすは日本で唯一のデジタル性暴力の被害者支援を行う非営利団体です。被害者への支援活動を維持するために、みなさまのお力添えをお願いいたします。
社会からもこの問題を取り上げていただきました
政府参考人
受賞歴
2022年5月11日
衆議院厚生労働委員会の参考人として招へいいただきました。
第57回社会貢献者として、NPO法人ぱっぷすの活動を表彰して頂きましした。
メディア掲載
2021年11月4日
NHKクローズアップ現代+に取り上げていただきました。