メルマガvol.120「2022年3月23日 高校生AVをめぐって 院内集会開催」

衆議院第2議員会館の第5会議室にて多くの方が集まる中で、NPO法人ぱっぷす国際人権NGOヒューマンライツナウの共同主催による院内集会が開催しました。


 2022年4月1日から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられます。それによって若年女性たちへの極めて重大な悪影響が現実のものになろうとしています。成人年齢引き下げによって、AV出演強要被害者がより若年化するという問題です。4月からは女子高校生がAVスカウトの草刈り場になろうとしているのです。


この問題を受けて急きょ院内集会を開催しました。立ち見も出るほどで80人ほどが参加しました。メディア関係者も40人以上参加し、この問題を報道していただきました。



 発言者はぱっぷす理事長の金尻カズナ、当事者としてくるみんアロマさん、ヒューマンライツナウ事務局長伊藤和子弁護士が並びました。当事者の生の声を聞く機会はめったにないので、以下、くるみんアロマさんの発言を中心にご紹介します。


「大学4年生の時に、音楽デビューをしたくて、水着になったらデビューさせてあげるという話だったので事務所に面接に行った」


「そうこうしているうちにヌードが要求されるようになり、さらに、いつの間にかAV女優の方がグラビアモデルより上なんだと言われるようになった。」


「何人かの男たちに取り囲まれて『今までどれだけ君のためにお金と時間をつかっていると思ってるの?』だんだん断れなくなっていった。」


 くるみんさんがこのような発言をされている時、それまでざわついていた会場がシーンと静まり、パソコンで速記を取る音だけがぱたぱたと聞こえる雰囲気になりました。くるみんさんは言葉を継いで訴えました。


「自分はその時20歳を超えていたがそれでも断れなかった。将来の夢を見ている18,19歳の子たちが断れるかと言えば、断れない。断る力がない。」


「義務教育の中で。社会に出た時に、優しい顔をした大人たちに騙されない教育をちゃんとして欲しい。悪徳業者は悪徳だっていう顔をして近づいてくるわけじゃない。」


「現在、ユーチューバーもしているが、ときどき炎上して嫌がらせをされている。私にとって自分の上を覆う消えない雲でいまだにつらい思いをしている。自分のことを話すのは戸惑ったが、自殺をした女の子もいると聞いてホントに許せなかった。夢を利用されていまだに消えない大きな傷になっている。」


 そもそもAV業者に対応する所轄の官公庁がありません。禁酒や禁煙対策のように根拠法がありません。早急に対策が必要です。


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