

2025年6月の活動報告
今月は新規相談が398人と多く、そのうち児童の相談はわかっているだけ81件でした。相談者数の増加に伴い、対応スタッフの負担も増え、支援体制の強化が急務ですが、なかなかそこまで手が回ってない現状があります。
その中でも注目されたのは、生成AIによるディープフェイク動画被害に関する相談。わずか1週間の間に2件もの事例が寄せられ、被害の深刻化と低年齢化を肌で感じています。
これらの被害は「性的画像・映像の拡散」だけでなく、被害者の自尊心、学業、交友関係にまで深く影響しており、即時対応と長期的なサポートの両輪が求められています。
緊急対応の繰り返しだけでなく、加害を生まない社会をどう構築するか、これは、支援の現場からの重要な問いかけです。
1 日前


7月17日(木)緊急院内集会のお知らせ
米国では2022年以降、この被害によって10代の少年が命を落とす深刻な事件が相次いだことから、米国議会で公聴会が開かれ、政府やプラットフォームによる対策が進められました。昨年からは「対策の強化により狙えなくなった米国の子どもたち」の代わりに
十分な制度的防御が整っていない日本の子どもたちが、国境を越えた犯罪グループの標的となっています。
ぱっぷすへセクストーション被害相談が前々年度648人→前年度は1863人→
今年度は既に907人と急増しています。夏休みを迎える今、子どもたちは被害はさらに拡大するおそれがあります。
7月3日


2025年5月の活動報告
東京都内の夜間のアウトリーチの様子 流通する映像、止められる拡散 5月の新規相談人数は366人、セクストーション被害が圧倒的に多かったのですが、AV出演被害の深刻な相談も複数寄せられました。撮影や出演に同意していない、または十分な説明がなされないまま撮影され、映像が公...
6月9日


2025年4月の活動報告
ぱっぷすのスタッフと夜カフェ利用者15名でのイベント ― 揺れる社会のなかで、立ち止まらず向き合う ― 4月は、新年度の始まりとともに、設立メンバーである宮本節子さんが、スーパーバイザーを引退することになりました。しかし、相談支援もひっ迫していることもあり、現在も関わりを持...
5月8日


2025年3月の活動報告
みなさんから夜カフェに届いた支援物資など 「困っている人がいるなら、力になりたい」 そんな思いが、私たちの日々の活動を支えています。ニュースで報じられる事件の裏に、声を上げられない多くの被害当事者がいます。 私たちぱっぷすは、その「声にならない声」に寄り添い、具体的な支援と...
4月2日


2025年2月の活動報告
みなさん、こんにちは。ぱっぷすです。 3月に入り、少しずつ春の訪れが感じられる時期になりましたが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか? 今回は、2025年2月の私たちぱっぷすの活動について詳しくご報告します。 性的搾取やデジタル性暴力など、リアルタイムに届く「困っている...
2月28日


ぱっぷすの活動報告(2025年1月)
2025年1月「ぱっぷす」の活動状況。新規相談は394人と過去最多。セクストーションやリベンジポルノが中心.。若年層の被害が深刻。Cloudflareとも対応を協議。未成年の危機的状況が目立ちます。外国人観光客による児童買春の事例も確認。法務大臣にデジタル性暴力対策を要請。
2月1日


ぱっぷすの活動報告(2024年12月)
2024年12月ぱっぷすはどんな活動をしたのかお伝えいたします。 相談支援チーム デジタル性暴力被害者(セクストーションを含む)、AV出演被害、主に買春客やホストクラブのホストによる性暴力により予期しない妊娠に直面された方など、さまざまな相談内容に対応しました。昨年来、小学...
1月1日


ぱっぷすの活動報告(2024年11月)
2024年11月、ぱっぷすがどんな活動をしたのかをお伝えいたします。 相談支援チーム 2024年11月も、相談支援チームはセクストーション、性暴力被害、そして生活困窮相談などに追われました。 特に2024年に入ってから10代からの相談が急増しております。親には言えないという...
2024年12月1日
2024年10月の活動報告
10月は、ぱっぷすの支援活動がどれだけ多岐にわたり、かつ緊急性の高い内容が多かったかが浮き彫りになりました。大量の相談により、スタッフの疲弊や支援体制の限界も見え、持続可能な支援をどう実現するか、体制強化や支援の質の担保、資金調達が重要な課題であると再確認された1か月でした...
2024年10月31日