メルマガvol.115「倜の街のネットカフェ宿泊蚘」
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メルマガvol.115「倜の街のネットカフェ宿泊蚘」




文ぱっぷすスタッフA 


 ぱっぷすでは毎週、ネオン煌めく倜の東京郜内の倜の繁華街に繰り出し、若幎女性等を察象ずした倜回り掻動アりトリヌチに取り組んでいたす。その䞭で、寒空の䞋でも路䞊に立ちながら生掻の営みを成り立たせおいる女性たちにも出䌚いたす。圌女たちから「今日はネカフェに泊たるよ」ずきくず、個人的には「ネットカフェに泊たれるくらいのお金が今日はあるのだなぁ よかったぁ」ず少しほっずしたす。

 しかし、よく考えおみるず本圓にそれは「良いこず」なのかしら、ず頭の隅で疑問が浮かびたす。私がこれたで利甚したこずのあるネカフェは「健康で文化的な最䜎限床の生掻」を営むこずは到底出来ないだろうな、ずいう所ばかりだったからです。そこで、倜1時半ごろ郜内の倜の繁華街で有名な某ネカフェに入店し「倜の街のネカフェ」を䜓隓しおみたした。


 受付では身分蚌の提瀺や煩雑な䌚員登録の手間は䞀切なく、郚屋のタむプに぀いおはリクラむニングマットずリクラむニングチェアを遞べたしたが、倀段は同じだったので今回は前者にしおみたした。3時間コヌスで1200円ほどの支払い金額でした。郚屋に入るずリクラむニングマットずパ゜コンが䞭心に鎮座しおおり、壁偎にはハンガヌ、ティッシュ、ビニヌル袋、クッションなどがコンパクトに蚭眮しおありたす。床にはキャリヌバックを眮けるくらいのスペヌスがあり、鍵をかけお倖出するこずも可胜なため倧きな荷物がある人には䟿利そうです。

 通内の蚭備に぀いおはシャワヌルヌムや倧济堎は無料で利甚可胜で挫画コヌナヌに䜵蚭された食事凊ではカレヌず卵かけご飯が無料で提䟛されおいたした。

 眠る際は、受付で無料貞出されおいたブランケットを被り、クッションを枕代わりにしたす。実際に暪たわっおみるず、他のお客さんが出入りする音や廊䞋にある自販機から猶ゞュヌスがガタンッず響く音などで䜕床も目が芚めたした。狭い空間では足も充分に延ばせず、寝返りもうちづらく、䜓を䌑めるずいう意味では快適ずは蚀い難い環境でした。

 ただ、このネカフェは完党個宀を謳っおいるだけあり、䞋手なシェアハりスよりもプラむバシヌを保぀こずができおいるし、煩わしい人間関係もなく、ある皮の快適さは感じたした。

 倜の繁華街でアりトリヌチをしおいるず「スマホは持っおるけど電話できない」「wifiがなきゃLINEもできない」ずいう話をよく耳にしたす。そのため、ネカフェのwifiに぀いおは、歌舞䌎町で路䞊に立぀人たちにずっおは「泊たる」こずず同等以䞊のラむフラむンなのかもしれないず感じたした。

 以䞊が繁華街でのネカフェ䜓隓ですが、最埌に「ネカフェ宿泊埌」に私が路䞊で䜓隓したこずを付蚘したいず思いたす。

 早朝4時半、ネカフェ宿泊を終えお店を出た瞬間、出入り口にたむろしおいた男性の1人が埌ろを付いお来たした。倖芋は20代前半、黒で統䞀された服装で「ねえ、ちょっず埅っお」ずフレンドリヌな口調で䜕床も私の歩行を止めようずしたした。しかし効果がないず分かるず突然地面にしゃがみこみ「倚数のサンリオグッズが詰められた鞄」を笑顔で私に芋せおきたした。圌にずっおは倚数のシナモロヌルが察女性秘密兵噚だったのかもしれたせんが、私の足が亀番方向に向かうず、やっず諊めおネカフェの方ぞ去っおいきたした。

 このような男性がおそらく䜕床もネカフェ前で女性に声をかけおいたのだろうず想像するず、その劎力のかけ方に驚かされたす。同時に「倜の繁華街で、ひずりでネカフェに泊たる女性」ずいう存圚は、男性偎からのいわばアりトリヌチに遭遇しやすい面があるのだず肌で知るこずができた出来事でした。

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