ぱっぷす2024年 年始のご挨拶
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メルマガvol.138「2024年 年始のご挨拶」



あけましておめでとうございます。 本年もNPO法人ぱっぷすを何卒よろしくお願いします。 

ぱっぷすが、性的搾取などに巻き込まれた4259人の方をサポートし続けられるのは、多くの皆さまに「ご⽀援」という形でその思いを託していただいたおかげです。皆さまのご⽀援が性的搾取の問題を解決する⼤きな⼒となっております。

児童ポルノ、AV出演被害、リベンジポルノ、性的盗撮、セクスト―ション(性的脅迫)などの性的搾取によって莫大な収益が生み出されており、多くの子ども・女性・男性が被害を被り続けています。性的搾取が定着化・強化されている社会のなかでは、その構造を覆すことは並大抵のことではない実感していますが「性的搾取に私たちの世代で終止符を打つ」というミッションを諦めてはいません。

ぱっぷすでは、2022年6月に施行した「AV出演被害防止・救済法」に違反する被害事案について、2023年は5名の加害者の逮捕につなげることができました。また、2023年7月から施行した「性的姿態等撮影罪」「面会要求等罪(性的グルーミング罪)」の成立にも、未成年への性的搾取を防ぐために尽力しました。 2023年秋からは、悪質ホストクラブ商法についてもロビイングに取り組みました。悪質ホストクラブ商法とは若い女性の恋愛感情を利用して高額な飲食代を使わせ、数百万の売掛金(借金)を負わせて、その返済のために性を売らせます。ぱっぷすでは、この商法が性売買やAV出演被害の入り口になっていることを以前から確認していました。被害者の多くは窮状を他の人に隠す傾向が強く、抱え込んでしまいがちです。 


ぱっぷすでは、ゆっくりと関係性を構築しながら、今の生きづらさの解消と依存の軽減を求めていくハームリダクションを実施しています。「ダメ絶対!」と依存をいきなりやめさせるような支援をするのではなく、スタッフとピアサポーターが関わることで本人と一緒になって困りごとに向き合っていこうという取り組みです。孤立・依存からの回復こそが、本当の意味の自立に繋がると思い知らされた1年でもありました。 

ネットの匿名の人々からの誹謗中傷や活動妨害にもさらされ、支援を妨げられることも多々ありましたが、みなさまの温かいご支援と28名のスタッフの絶え間ない努力とチームワークのおかげで希望を持ち活動を継続することができています。

事業を継続するために2023年度は3400万円を集める必要があり、1月上旬の時点で174人の方から約1300万円のご支援をいただくことができました。ご支援をいただけたことは感謝の気持ちでいっぱいです。多くの方に支えられてきたことを実感しています。不足額をどうするかという課題は残りますが、必要な資金を集めるために頑張っていきたいと思います。 活動を続けるためには皆さまからの協力なしには実現できません。今年もぱっぷすを応援して頂けますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

NPO法人ぱっぷす 

理事長 金尻カズナ 


 

【緊急募集】ぱっぷすの活動を応援してください【寄付のお願い】



▼「Amazon欲しいものリスト」から応援を送る


・食物、お菓子、衣類、衛生用品、生理用品など必要なものをリストにしました。

・「こういうのが欲しい」「あれば助かる」という女の子の声を大事にしています

・安心できる場所、安全に休めること、大事にされた経験が彼女たちの力になります

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▼「単発寄付」をして、冬の寒さから女の子たちを守る


・私たちの居場所カフェは東京都の補助事業を受けて運営しています

・しかし、虐待や性被害などの困難を抱える若者が急増しており活動費が全く足りません

・誹謗中傷や活動妨害などへの対応にも頭を悩まされています



▼「継続寄付」をして、デジタル性暴力の被害者支援を応援する


・ぱっぷすの相談窓口への性暴力被害相談も急増しています

・2019年には182件だった相談が、2020年には281件、2021年には691件、2022年度は1208件の相談が寄せられました。2023年度は2000件におよぶ見通しです

・中高生からの相談も多く寄せられており被害の低年齢化が深刻です

・ぱっぷすは日本で唯一のデジタル性暴力の被害者支援を行う非営利団体です

・被害者への支援活動を維持するために、みなさまのお力添えをお願いいたします。





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