現在、18~20歳前後の⼥性からアダルトビデオ(以下AV)出演に関する被害相談が急増しています。業者のみならず個⼈がスマートフォンを使って誰でもがAVを制作・配信できてしまうことから、全く規制が機能していない状況があります。若年⼥性の⼼理を巧みに利⽤し、無知や恐怖に乗じてAVに出演させている深刻な事態です。
国の取り組みでは4⽉を被害予防⽉間とした啓発キャンペーンも3年⽬を迎えました。公明党に引き続き、⾃⺠党内でもAV出演強要問題を考えるプロジェクトチームが出来、⺠間⽀援団体を含めて真剣な議論が始まっています。
ぱっぷすに寄せられているAV関連の相談は相談窓口を設置(2013年)してから既に300件を超えています。寄せられる相談の最も高いニーズは、拡散している動画・画像の削除です。そこでぱっぷすでは、動画・画像削除チームを結成して、削除を希望する方の要望に応えようとしています。無修正物など違法なものを削除する仕組みは既にありますが、ただ流されているだけの動画・画像を削除する法的根拠は希薄なので、プロバイダなどには“削除をお願い”をしている状況です。ぱっぷすの削除チームの作業は相談者の方々から大変喜ばれていますが、現実は対症療法に過ぎません。一番ニーズの高い要望に対してもこのありさまです。
根本的なAV出演強要被害の防⽌、拡散した性的画像記録を⽌める法的な⼿⽴てはほとんどありません。被害相談の多くは解決に⾄っておらず、相談者は未だ安⼼できない⽇々を過ごしています。被害当事者の⽅々が穏やかな⽇常を取り戻すためには、新しい法律制定が急務です。
このような状況を踏まえ、12⽉3⽇(火)10:30-11:45に衆議院第二議員会館第2会議室にて、院内集会「AV出演強要 被害をなくすための法制化が急務」を開催いたします。現在AV出演強要被害で苦しまれている⽅からの発⾔も予定しております。詳細につきましては、以下をご覧ください。
当⽇ご出席いただけますと⼤変ありがたく存じます。
出席の申込はこちら https://qr.paps.jp/1203 から行うことができます。チラシのPDFファイルはこちらからダウンロードできますです。
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