いつもぱっぷすを温かく見守りくださりありがとうございます。当団体では、みなさまからの応援とご寄付によって、性的搾取にあわれた方への支援事業を継続することができております。私たちの活動は、2023年度4月~12月12日現在までの8カ月で1221人の新規相談をうけ、相談の累積数は4130人となりました。すでに2022年度の年間相談件数大きく上回っています。AV出演被害の相談も急増し、加害者を逮捕できた事案も複数あります。
2022年6月には、公益財団法人社会貢献支援財団さまより「第57 回社会貢献者」として表彰していただきました。表彰状には、デジタル性暴力に関する当団体の相談支援や削除要請、アウトリーチの活動に触れて、「性的搾取の実態について調査し、社会に広く伝え、社会課題の解決を求める啓蒙活動を続けています。あなた方の功績をたたえ、これを表彰します」とお言葉をいただくことができ、活動の実績や重要性を評価していただくことができました。これまで相談支援事業をここまで進めることができたのもこれまで温かく支えてくださるみなさまのおかげです。ありがとうございます。
12月29日の報告会では、2022年度~2023年11月までの活動を振り返りながらご報告をするとともに、ぱっぷすが取り組む以下の社会問題についてご説明をしたいと思います。報告会へのご参加をいただき、ぱっぷすが立ち向かう性的搾取の現状について知っていただけますと幸いです。
■ぱっぷす活動報告2022-2023 ■日時 2023年12月29日(金)20時00分~21時30分(1.5時間程度)
■開催:ZOOM
※上記の「参加申込み」で登録をお願いします。待機室で確認後入室となります。
■内容:活動報告に加えて、以下の内容についてもお話いたします。
「子ども・若者がデジタル性暴力のターゲットにされる現状とは」
●スマートフォンが普及した現在、性的搾取ビジネスはSNSやアプリなどを介して巧妙化し続けていること
●被害相談の低年齢化が進んでいることから、被害は大人だけではなく子どもにもひろがっている
●本来はプライベートなものとして秘匿されるべき性的画像・映像が、ネット空間で瞬く間に拡散
●加害/被害への認識や防止策、被害救済の具体的な仕組みは追いついていない
●新たな手口(セクストーション)も確認しており、若い男性からの相談も急増して対応している
「性的搾取に巻き込まれた若年女性への支援について」
●AV出演被害防止救済法施行1年半経過後の現状報告
●「セックスは買える」という性を買うことが寛容な社会では被害者に自己責任を強い、被害を訴える力が奪う
●ぱっぷすに繋がる若い女性の多くが性的同意が侵害されコントールが奪われた状態に陥ります。
●性を買われ続けてきた女性たちと関わり、性的同意についてコントロールを取り戻すためのサポートを続けています
●昨今、国会でも問題視され報道されているホストクラブ問題についても、ぱっぷすは女性たちの声を届けるためにロビー活動を展開しました
これらの内容について、理事長の金尻からご説明をさせていただきます。
みなさんのご参加をお待ちしております。
【緊急募集】ぱっぷすの活動を応援してください【寄付のお願い】
▼「Amazon欲しいものリスト」から応援を送る
・食物、お菓子、衣類、衛生用品、生理用品など必要なものをリストにしました。
・「こういうのが欲しい」「あれば助かる」という女の子の声を大事にしています
・「ナプキンが買えない」など、生理の貧困を目の当たりにしています
・安心できる場所、安全に休めること、大事にされた経験が彼女たちの力になります
・以下のリンクからの応援をどうぞお願いいたします。
▼「単発寄付」をして、冬の寒さから女の子たちを守る
・私たちのカフェは東京都の補助事業を受けて運営しています
・しかし、虐待や性被害などの困難を抱える若者が急増しており活動費が全く足りません
・誹謗中傷や活動妨害などへの対応にも頭を悩まされています
▼「継続寄付」をして、デジタル性暴力の被害者支援を応援する
・ぱっぷすの相談窓口への性暴力被害相談も急増しています
・2019年には182件だった相談が、2020年には281件、2021年には691件、2022年度は1208件の相談が寄せられました。2023年度は2000件におよぶ見通しです
・急増する相談に対応するためには、今年度は2000万円の予算が足りません
・中高生からの相談も多く寄せられており被害の低年齢化が深刻です
・ぱっぷすは日本で唯一のデジタル性暴力の被害者支援を行う非営利団体です
・被害者への支援活動を維持するために、みなさまのお力添えをお願いいたします。
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