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タイ公共放送「Thai PBS」でぱっぷすの活動が紹介されました

16 時間前
読了時間: 4分

いつも、ぱっぷすの活動をお支えいただき、ありがとうございます。


タイの公共放送局「Thai PBS」の番組「ดูให้รู้(ドゥーハイルー)」で、日本における若年女性への性的搾取の問題と、ぱっぷすの被害者支援活動が紹介されました。



番組では、「JKビジネス」や「悪質ホストクラブ商法」など性的搾取の問題、インターネット上での性的画像の拡散など、日本社会におけるさまざまな問題が取り上げられています。


ぱっぷすへの取材では、性的搾取の被害に遭った方への相談支援、AIを活用した性的画像の検出、繁華街でのアウトリーチ活動などについてお伝えしました。


■ 「家出したこども」ではなく「家に帰れないこども」


ぱっぷすが大切にしている視点の一つに、「家出したこども」ではなく「家に帰れないこども」として捉えることがあります。

家庭を離れたこどもたちの中には、親からの暴力や虐待、家庭内での孤立などによって、安心して帰れる場所を持たない人がいます。

「家出」という言葉は、こども自身の行動に問題があるかのような印象を与えることがあります。しかし、その背景には、家庭が安全な場所ではないという事情があるかもしれません。

こどもたちの行動だけを見て判断するのではなく、なぜその状況に置かれているのか、背景に目を向けることが必要です。


■ 被害者を責めず、安心して相談できる場所を


今回の取材には、過去にインターネットを通じて性的搾取の被害に遭い、ぱっぷすに相談した経験を持つスタッフも協力しました。

このスタッフは、家庭内で暴言や暴力を受け、身近な大人に助けを求めることが難しい状況にありました。その後、自らインターネットで相談先を探し、ぱっぷすにつながりました。

現在は、ぱっぷすのスタッフとしてアウトリーチ活動に携わり、困難な状況にある若者たちとつながるための活動を行っています。

ぱっぷすが支援の中で大切にしているのは、被害に遭った方を責めず、その声を受け止めることです。

性的搾取の被害に遭った方は、自分自身を責めたり、周囲から責められることを恐れたりして、相談をためらうことがあります。

「あなたは悪くない」ということを伝え、一人ひとりの状況や希望を尊重しながら、必要な支援につなげていくことを大切にしています。


■ 被害を生み出す社会の仕組みに目を向ける


今回の取材では、AIを活用してインターネット上の性的画像を検出する取り組みや、池袋・秋葉原・新宿などの繁華街で行っているアウトリーチ活動についても紹介しました。

性的搾取の被害は、決して本人の不注意や判断の問題だけで起きるものではありません。家庭内での暴力や虐待、孤立、経済的な困難などによって追い詰められた人たちの状況につけ込み、利益を得ようとする人々がいます。

安心して帰れる家がない。困ったときに相談できる大人がいない。そんな状況に置かれたこどもたちが、ようやく見つけた居場所や人間関係の中で、さらに搾取されてしまうことがあります。

それにもかかわらず、社会は「なぜ家出したのか」「なぜついて行ったのか」「なぜ画像を送ったのか」と、被害に遭った人の行動を問いがちです。


しかし、本当に問われるべきなのは、なぜこどもたちが安心して暮らせる場所を失い、その弱みにつけ込む加害が繰り返されているのかということではないでしょうか。


ぱっぷすは、被害に遭った人にさらなる責任を負わせるのではなく、加害を生み出し、被害を深刻化させる社会の仕組みを変えていく必要があると考えています。

被害者が安心して助けを求められること。そして、そもそも誰もが性的搾取の被害に遭わずに生きられる社会をつくること。


ぱっぷすは、相談支援やアウトリーチ、被害画像の削除に向けた取り組みを続けながら、被害者の尊厳と権利が守られる社会を目指して活動していきます。



番組情報

  • 放送局:Thai PBS(タイ公共放送)

  • 番組名:ดูให้รู้(ドゥーハイルー)

  • 言語:タイ語(日本語字幕なし)

  • 動画時間:約25分



 
 
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