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PAPSメルマガ vol.65 第3回ぱっぷす活動報告会のお知らせ

最終更新: 4月17日


 昨年(2018年)は1年間で120件の相談が寄せられました。そのうちアダルトビデオ関連の相談は76件でしたが、中学生高校生と思われる方たちからのSNSを使った自撮り被害、リベンジポルノ、児童ポルノなど、アダルトビデオを中核にしてその周辺部分に存在するデジタル性暴力被害についても相談の広がりを見せています。

 いずれも深刻な状況です。  今私たちの行っている支援は、応急処置にすぎません。デジタル空間に広がる被害故に、相談の終結は見えにくいからです。相談依頼者の中には、冷酷な現実=デジタル空間に拡散した自分の動画は全てを削除はできない、に直面し、この問題を抱えつつこれから先いかに生きるか、という人生の課題に直面している方もいらっしゃいます。  1月24日、25日と立て続けに10件近くの相談が寄せられました。いつもはメディアなどで報道されると時差があって相談が増えるのですが、今回バタバタと相談が寄せられてきた背景はよくわかりません。相談を寄せられてきた方の必死さは良く伝わります。  今起きている実態についてぜひ関心をお寄せください。

<<<第3回ぱっぷす活動報告会のお知らせ>>>

 2019年02月07日(木)16時から、渋谷区男女平等・ダイバーシティセンター<アイリス>(shibu-cul.jp/access)にて、第3回目のPAPS(ぱっぷす)活動報告会を行います。具体的には、PAPS相談支援事業の紹介、現場から見えてくるリベンジポルノ・児童ポルノの被害の課題と日本国内のAVや性産業で起きている性的搾取についてご報告します。

<児童ポルノ・リベンジポルノについて>

 インターネット上には、PornHub、X-VIDEOを代表とする無数のポルノ動画共有サイトがあります。PAPSへの複数の相談を通じて、「リベンジポルノ」や「児童ポルノ」がこれらのアダルトビデオの中に紛れて拡散していることがわかりました。投稿された動画では1動画あたり10万回~100万回以上再生されていることを複数確認しました。

 一度でもこれらの動画がインターネット上に流出すれば、その回収は事実上困難なように見えます。当事者やPAPSが削除要請を行っても、繰り返し投稿が行われるということも被害相談を通じて判明しました。所轄署に相談しても、サーバが海外のため日本国内から投稿されたものか判断がつかず、刑事事件化できない現状があることもわかりました。このような状況からどのように脱却すれば良いか、PAPSの最新のアプローチをご紹介し、今後、児童ポルノ被害の根絶に向けたブレークスルーを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

<アダルトビデオや性産業の中の性的搾取と性暴力>

 PAPSに寄せられる相談の多くは、インターネットで拡散されているアダルトビデオ動画や画像の削除です。また、アダルトビデオ業界は2017年から不当な出演要求に関しては自主規制の仕組みを作りましたが、2018年以降でも、辞めたいけれど辞めさせてもらえないという相談も寄せられています。PAPSでは、相談内容によって、警察、弁護士と連携して被害救済を行い、AV業界団体には販売停止を要請するなどをしています。このようにして相談にこられた方たちの要望に応えられるよう努めています。しかし、相談者の希望を叶えるために大きなハードルになっているのは、出演した時には、“同意”したかに見える仕掛けがあることです。

 相談者の中には、人生に目標が見出せず漠然とした不安を抱えながら、商業的なメディアが演出する性産業の“きらびやかさ”に動機付けられてアダルトビデオや性産業に携わる方も後を絶ちません。特に、自身の身体が資本だから、自分でコントロールできるように思えてしまいますが、実際に販売された後が大きな問題です。相談者自身の人生において全く想定外の事態が展開し、商品となった自分を自身でコントロールできなくなってしまいます。一方でこれらの産業は、莫大な収益が上げていることも裁判などを通じてわかりました。

 アダルトビデオや性産業に携わっている方の家族が抱える悲痛な叫びも、新しい形の性被害ではないかと考えています。PAPSでは性産業を辞めたいと希望する相談者と早期に関わることで生活困窮を未然に防ぎながら、健康で文化的な生活の実現につなげる方法をご紹介し、みなさんと一緒に考えていきたいと思っています。

<日時・場所>

日 時:2019年02月07日(木)16時~18時

会 場:渋谷男女平等ダイバーシティ センターアイリス(東京都渋谷区桜丘町23-21 渋谷文化総合センター大和田8階)

最寄駅:渋谷駅南口より徒歩5分

参加費:無料

定 員:30名

<申込方法>

応募フォーム https://goo.gl/forms/Hx8qEVe5y3ILB5ox2 もしくは paps@paps-jp.org まで、お名前とご所属先をお送りください。

<お問い合わせ>

ぱっぷす(特定非営利活動法人ポルノ被害と性暴力を考える会)

TEL: 050-3186-4119 FAX: 03-6304-2564 HP: https://paps.jp


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