メルマガvol.112「現在新規相談が急増!!」



このところ、ぱっぷすはメディア出演が多かったせいかどうか、新規相談が急増しており、対応に追われています。

8月は新規相談が54件、9月は56件となりました。


ちなみに、年度ごとの月平均新規相談数は以下のように推移し、明確に増加しています。 月平均新規相談数 2018年度:10.4件 2019年度:15.2件 2020年度:23.4件 この新規相談の増加の背景には、ぱっぷすの活動の知名度が上がってきたこととネット上に拡散された自分の性的画像はデジタル性被害なのだからこのことは相談してもいいことなんだとの新しい性被害への認識が広まってきたことがあるのではと推測しています。


<54件の相談内容> 相談内容としてはAV被害の相談(10件、18.5%)が相変わらず一番多くて、約2割になります。

サイバー空間に性的動画を拡散させて甚大な被害を与えているデジタル性被害(AV拡散を除く)をみると、30件(55.5%)になります。

デジタル性被害にはさまざま状況がありますから、中身を詳細に見ると以下のようになります。

多い被害は、二人の間で親密に行われる性交行為の画像を女性が拒否したにもかかわらず強引に撮影される強撮が8件、SNSなどで知り合った相手に脅しなどで強引に性的画像を送らせる送信強要が8件です。この被害者には10代の中高生に目立ちます。少女の性画像を児童ポルノとして消費したい加害者が狙いを定め、極めて巧妙にティーンエイジの少女たちに近づき言葉巧みにまず制服姿などの写真を送らせ、そこから高校や住んでいる地域を特定し、さらに脅しをかけて私的な写真を脅し取ります。この行為を“(性的動画像の)送信強要”と名付けました。少女がこれはまずい!と気がついた時には加害者の罠にどっぷりと浸かって抜き差しならないことになっています。親には言えない!とぱっぷすに駆け込んでくる少女たちが後を絶ちません。

8月の新規相談にはありませんでしたが、性風俗で働いていて客に盗撮・拡散されたとか風俗の仕事が精神的に耐えられないとか、性被害をめぐる多様な相談が寄せられるようになってきている昨今です。

<なるべく早く返したい返信メール、みんな待っている!>

ところで、先月8月に寄せられた新規相談は54件で、ぱっぷすの支援体制としてはパンクしそうな(決してパンクはしません!)事態でした。 性的被害を相談するには甚大なエネルギーを要することがわかっていますから、ぱっぷすとしてはまず迅速に返信し、相談者の相談エネルギーが途絶えないように努めています。 そのために即返信する努力をしています。 とは言え、非常に微妙なニュアンスに富んだ相談内容ですので、細心の注意を払い慎重に返信しています。なので返信文には複数のチェックを入れます。文案を練り、修正を入れ、ともかくも繋がって欲しいという願いを込めて返信しています。迅速かつ慎重に返信するのは正直かなりハードなタスクでもあります。 で、8月の新規相談54件への返信状況 返信率 即日返信:41.5% 翌日返信:30.1% 合わせると71.7%の方には遅くとも翌日にはお返事を返しています。 早く返信してあげた方がつながりやすい傾向は確かにあります。特に中高生などの若い人からの相談については迅速対応することが肝要です。一週間も返信が遅れた人が関係途絶するのは無理もないと反省大ですが、即日、遅くとも翌日返信してもその後繋がることのできなかった相談は10件ほどあり、その理由等は今後も検討を続けていく必要があります。 相談者さんたちに対するぱっぷすの切なる願いは、 「相談を寄せて下さった方、返信が遅くても、どうか、あきらめないでください。必ずお返事をし、相談への第一歩を踏み出せるようにしますから」。



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