top of page

メルマガvol,137 「君の笑顔が嘘なの知ってるよ」歌舞伎町の私の仲間たち



お母さん、お父さん、その「しつけ」は誰のため? 親の正しいと思うことによって、子が苦しめられることもあるんだよ。 言うことを聞かないんじゃなくて、私の意思が、あなたと違っただけだよ

私たちは「人形」じゃないんだ。わかりあおうとしてね。

こんにちは。きゅーりです。前回は「歌舞伎町で"案件"をしていた頃の私へ」を書きました。今回は私が歌舞伎町で仲間たちと出会って、友達の親に思うことがありすぎるので文章にしてみました。

私の友達(16歳)はいつも歌舞伎町の広場で寝ていた。寒さをしのぐために体に巻いているバスタオルは、きっとどっかのホテルから盗んできたのだろう。

自分に余裕がないくせに、周りに気を使って笑顔を振りまく君。朝までしゃべったりした。私と同じ嘘笑いだ。「いい奴だな」って仲良くなった。自分のこと、家族のこと、何に苦しんでこの場所に来たのか。私と君は似ているなと思った。他では誰にも言えなかったようなことを話しているうちに、私とそいつは一緒に過ごすようになって親友になった。

いつか聞いた「なんで、毎日、路上でひとりで寝ていたの?」そしたら、君は「親に児童相談所にいれられたんだよ。半年ぶりに家に帰ったら母親は勝手に引っ越しして男と消えた」泣きながら、笑いながら話してくれたね。自分の本当の気持ちに蓋をするしかなかった君を見つめていた。


「ひさしぶりに帰った家には、知らない人が住んでいたんだ」

子どもを捨てて男と出ていくなんて、なぜ、そんなことができるのか。親の勝手で捨てられて、あいつは苦しんでる。どうして私の大事な親友を傷つけたのか。あいつの心を無視して。そんなクソ親を私は人間だと思わない。


あいつの笑顔の裏側にある本当の気持ちは"孤独"と"寂しさ"だ。泣いて苦しんで、心がぐちゃぐちゃになってしまった。そして「腹へった」ってコンビニの100円のお菓子を盗んで、あいつは捕まったよ。けど、あいつは悪くない。そうさせたのは、向き合わなかった親だ。あれから、まだ会えてないんだよ。こんなことなら私がお菓子を買えばよかった。あいつを大事にすること、これは本当は親の役割じゃないの。自分が可愛いだけで、ひとの心がわからない、クソ親!


もうひとりの友達は「お母さん大好き!」っていう15歳。でも、お母さんと2人暮らしだった家に、いまは1人暮らしだね。数万円の生活費をおいて、あなたをおいて男の家に行ってしまう。そんな親なのに「大好き」って思っている私の友達。


なんで孤独にさせられるのか。なぜ平気でそんなことができるのか。学校も家のことも自分で全部やって、バイトもして、帰ってきて誰もいない部屋でひとりで泣いてたって言ってた。本当は一緒にいたいって気持ちに気がついてないはずないよね。孤独にかられてリストカットやOD(オーバードーズ)とかしてひとりで眠る彼女。どうにもできない状況と、親に受け止めてもらえない思いがつらすぎるんだよ。彼女の「なんで私を産んだ?」という言葉に、どれだけ彼女の辛さ、虚しさが含まれている言葉なのか。あなたにわかるのか。

子どもから逃げるな。 卑怯な大人たち。

子どもは無条件に親をおいかけるだろう。親はどうだ。愛情に条件をつけたり、思うようにいかないと怒鳴ったり、都合が悪くなると見捨てたりしてないか。どの面下げて生きているのかわからない。子どもと向き合おうとしろよ。なんで親になった。それがたとえ辛いことでも、それが親に課せられた義務だろうが。親の思う通りに育てることが愛だと勘違いするな。子どもの方がよっぽど考えてる。私はそういう仲間とあの街で出会ってきた。

子どもは守るべき存在だ。わかってほしいと思う気持ち、子どもの率直な気持ちに蓋をさせるな。自分のことしか見えていない、考えてない、どうしたら自分の欲が満たせるのかだけを一生懸命に考えているような大人を私は親とは思わない。人として軽蔑する。そんな親の元に生まれてしまった2人がいまどうしているか、私は今も気になって仕方がない。だれにもわかってもらえず、孤独で泣いて苦しんでいる子はいろんな場所にいると思う。 私にはあなたの全てはわからない。 けど、いま泣いているなら駆けつけたい。 (関連記事) ▼メルマガVol,135「歌舞伎町で"案件"をしていた頃の私へ」 ▼メルマガvol,136「また会おうね」を繰り返して私たちは生きてる ▼メルマガvol,139「悲しさ、虚しさ、寂しさを抱えた君へ  ~私がひとりじゃないと思えた理由~」


 

【ご寄付のお願い】私たちの活動の応援団になりませんか?

▼「Amazon欲しいものリスト」から応援を送る


・食物、お菓子、衣類、衛生用品、生理用品など必要なものをリストにしました。

・「こういうのが欲しい」「あれば助かる」という女の子の声を大事にしています

・「ナプキンが買えない」など、生理の貧困を目の当たりにしています

・安心できる場所、安全に休めること、大事にされた経験が彼女たちの力になります

・以下のリンクからの応援をどうぞお願いいたします。



▼「単発寄付」をして、冬の寒さから女の子たちを守る


・私たちのカフェは東京都の補助事業を受けて運営しています

・しかし、虐待や性被害などの困難を抱える若者が急増しており活動費が全く足りません

・誹謗中傷や活動妨害などへの対応にも頭を悩まされています



▼「継続寄付」をして、デジタル性暴力の被害者支援を応援する


・ぱっぷすの相談窓口への性暴力被害相談も急増しています

・2019年には相談は182件/年でした ・2020年には281件、2021年には691件、2022年度は1208件になり

・2023年度は2000件におよぶ見通しです

・急増する相談に対応するためには、今年度は2000万円の予算が足りません

・中高生からの相談も多く寄せられており被害の低年齢化が深刻です

・ぱっぷすは日本で唯一のデジタル性暴力の被害者支援を行う非営利団体です

・被害者への支援活動を維持するために、みなさまのお力添えをお願いいたします。



閲覧数:432回

Comments


bottom of page