
- 2021年8月18日
意に反して拡散した性的画像記録の削除要請事業報告会のお知らせ (2021年08月18日更新)
2021年8月29日(日)15時より、オンラインで削除要請事業報告会を行います。 現在、スマートフォンの爆発的な普及により性的搾取の形態は常に巧妙化しています。
児童ポルノ・リベンジポルノ・盗撮・アダルトビデオ等の意に反した拡散など、本人の知らない間に、性的な動画や画像がインターネットに投稿され、拡散する「デジタル性暴力」が社会の中で深刻な問題となっており、ぱっぷすへの相談も急増しております。 ぱっぷすでは、被害者支援の一環として、無料でインターネット上の意に反して拡散した性的画像記録の削除要請活動を続けてきました。2019~2021年度は社会福祉医療機構(WAM)の助成を受けて本事業を進めてきました。 本報告会では、2020~2021年におけるぱっぷすの削除要請事業の現状・成果・今後の課題について報告致します。
「デジタル性暴力」の問題に関心のあるすべての方がご参加いただけますので、下記のフォームからお申込みください。たくさんのご参加をお待ちしております。 【 意に反して拡散した性的画像記録の削除要請事業報告会 】 日時:2021年8月2

- 2021年8月13日
メルマガvol.110「アウトリーチその2 ~とある女性との出会い~」
ぱっぷすが本格的にアウトリーチ活動をするようになり、その時に出会った女性についてお話しようと思います(個人情報が特定されないよう、一般的なケースについて書いています。) 貯蓄が底をつき都心の繁華街で路上生活をする中で役所に生活保護の申請をするも断わられた女性にも会いました。 路上生活をするなか、ホストや繁華街に関わる方たちと交流をすることで、知り合いも増え、彼らから食事や飲み物をご馳走になり「ここの人たちはみんな優しい」と居心地の良さを感じたという人もいました。 このような女性と出会った場合、ぱっぷすは提携しているシェルターに滞在してもらいながら女性の望む生活保護受給・居所の確保に向けて、自立支援、就労移行支援や医療に繋ぐ計画を一緒に立てることになります。 この日まで路上で過酷な生活を送ってきた女性に、今夜からでも体を横にして休める場所があると伝えた時、“それは有難い”と輝かせた顔を忘れられません。ぱっぷすでは、シェルターで安全で足を伸ばせて休むことができる生活を送ることができたらと願い関わりを持ち続けています。 【役所へ相談・無料低額宿泊所】