

- 2021年7月30日
メルマガvol.109「アウトリーチ・その1~夜の繁華街を歩いてみた~」
ぱっぷすでは、生きていくことに困難を抱えた若年女性に対し「社会や「昼」に居場所があり、伴走者がいる」ことを伝えていく必要があると考えて、これまで活動を続けてきました。このたび東京都から「東京都若年被害女性等支援事業」してアウトリーチに関して委託を受けることができました。 ぱっぷすでは、10代~20代の若年層の方が性的搾取やデジタル性暴力の問題に直面したときに、これは相談してもいいことなのか不安や悩みをかかえてしまう多くの方の声を聞いてきました。困難な状況にあるほど方ほど、加害者に気づかれずにSOSを出せなくなります。どのようにすればこのハードルを下げることができるか試行錯誤の連続でした。 福祉の分野のアウトリーチとは「援助が必要であるにもかかわらず自発的にサービスを求めようとしない方たちへサービスの必要性を伝え訪問支援を行う」ことです。ぱっぷすの考える“アウトリーチ”では、「誰かに話してもいいことなんだ」「相談してもいいことなんだ」と思えるように、ぱっぷすの側から若年層の方に声をかけていきます。 具体的には、性的搾取やデジタル性暴力に遭いやすい1
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- 2021年7月7日
メルマガvol.108「2020年度の私たちの活動」
6月20日、ZOOMにてぱっぷすの年次定例理事会と総会を持ちました。 総会には社員以外のスタッフも参加し賑やかで実りある総会になりました。 ぱっぷすはNPO法人になって昨年度で3年目です。 2020年度は皆さま方からのご寄付に加えて各種の助成団体からの助成金を得ることができて予算規模も次第に大きくなってきました。活動の範囲も広がりました。活動範囲が広がったから助成金を得られたのか、助成金が得られたから活動範囲が広がったのか?双方向です、間違いなく。 2020年度の助成金は、WAM日本社会福祉医療機構、赤い羽共同募金、JANIC(グローバル共生ファンド)、キリン福祉財団、WAN基金コロナプロジェクトェクト、から総額2千万円余の助成金を頂くことが出来ました。 なお、助成金は厳格に目的や上限額が定められています。ぱっぷすの日々の活動は、相談窓口に寄せられる相談に即対応することをモットーとしていますので、ぱっぷすの知名度が上がれば上がるほど相談件数は増えるので、助成金の範囲額を超えて支援活動が行われています。そのような時に皆さま方からのご寄付は非常に有り
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