
- 2022年4月11日
メルマガvol.122「デジタル性暴力に対抗するための力 - 国際連携から見えてきたもの」
デジタル性暴力には国境がありません。 スマートフォンやインターネットのデジタル技術の発展にともなって、性的画像を記録する制作・流通・消費の境界は曖昧になり、誰でも、どこでも作ることができる、拡散できる、見ることができるようになりました。 特に、オンライン上に拡散されている性的画像はすべての削除は大変難しいものです。このようなことから、今日のデジタル性暴力は一つの国、一つの地域だけの問題ではないのです。 デジタル性暴力に対抗するためには、国際連携が不可欠となります。 これまでぱっぷすでは国際的な連携、特に東アジアの韓国や中国・香港・台湾の団体と連携し、デジタル性暴力の問題に、ともに取り組んできました。 たとえば、連携団体とミーティングを重ね、最新の情報・経験を交流しています。それ以外には、以下のことを行いました。 2021年、韓国のKCSVRC(Korea Cyber Sexual Violence Response Center、 韓国サイバー性暴力対応センター)とリベンジポルノの相談案件を刑事事件化しました。 2022年、香港のACSVAW(A
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