
- 2022年3月26日
メルマガvol.121「2022年4月1日「高校生AV出演解禁」を止めてください!賛同者急募」
ご承知のとおり、2022年4月1日から、民法成人年齢が20歳から18際に引き下がります。一方で18~20歳前後の女性 からアダルトビデオ(以下 AV )出演に関する被害相談が増えてきており、実際のケースでは児童(15~16歳)の頃にリクルートし、アイドルやYoutuber活動をさせ、18歳の誕生日すぐにAVを含む性的な撮影を余儀なくされた相談が寄せられています。 高校生の性暴力被害が深刻になることから、4月1日から暗黒の春がやってきます。対策が急務であることから、3月30日に以下の要望書を各政党・内閣男女共同参画担当大臣宛に提出することを予定しています。 ご賛同頂ける皆様、賛同者としてご記入いただけますよう、心からお願い申し上げます。 <要望書・資料など> https://up.paps.jp/0330 <賛同者記入はこちら> https://forms.gle/DzPMkDSMQgpggHH86 皆様もお住まいの地域の国会議員に対して働きかけをお願いいたします。ぱっぷすでは、日時の候補日を2~3日いただけましたら、国会議員会館に出向く準備を整え
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- 2022年3月25日
メルマガvol.120「2022年3月23日 高校生AVをめぐって 院内集会開催」
衆議院第2議員会館の第5会議室にて多くの方が集まる中で、NPO法人ぱっぷすと国際人権NGOヒューマンライツナウの共同主催による院内集会が開催しました。 2022年4月1日から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられます。それによって若年女性たちへの極めて重大な悪影響が現実のものになろうとしています。成人年齢引き下げによって、AV出演強要被害者がより若年化するという問題です。4月からは女子高校生がAVスカウトの草刈り場になろうとしているのです。 この問題を受けて急きょ院内集会を開催しました。立ち見も出るほどで80人ほどが参加しました。メディア関係者も40人以上参加し、この問題を報道していただきました。 発言者はぱっぷす理事長の金尻カズナ、当事者としてくるみんアロマさん、ヒューマンライツナウ事務局長伊藤和子弁護士が並びました。当事者の生の声を聞く機会はめったにないので、以下、くるみんアロマさんの発言を中心にご紹介します。 「大学4年生の時に、音楽デビューをしたくて、水着になったらデビューさせてあげるという話だったので事務所に面接に行った」 「そうこう
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- 2022年3月19日
【緊急院内集会】3月23日(水)「4月1日からの高校生AV出演解禁を止めてください 18~19歳の取消権 維持存続立法化のお願い」
現在、18 20 歳前後の女性 からアダルトビデオ(以下 AV )出演に関する被害相談 が急増しています。 “アイドルになれる など若年女性の心理を巧みに利用し、無知や不安に乗じてAV に出演させ 、事業者は大きな利益を得ています。被害者の多くは「撮影中は“無”だった」と訴えます。 この「無」とはレイプ時に受ける極度のストレス状態そのものです。 4月から子ども家庭庁の審議 が始まります。 「こども」の定義について 法案では「心身の発達の過程にある者」と定め、 18 歳~ 20 歳といった特定の年齢で区切らず 、切れ目ない支援が必要とあります。 一方では 4月1日の民法改正 により、 女子高生の性暴力被害が深刻 になります。理念と正反対の改正でもあり、対策が急務です。国会議員の皆様には、有効な被害救済制度の立法 化により穴を埋めて頂きますようお願いいたします。 資料はこちら https://up.paps.jp/0323 このような状況を踏まえ、3月23日(火)午後2時~3時に衆議院第二議員会館にて、院内集会「4月1日からの高校生AV出演解禁を止め
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- 2022年3月1日
メルマガvol.119「今は亡き田口道子理事長を偲んで」
NPO法人ぱっぷすの初代理事長田口さんの命日の2022年2月21日に行われた毎日の定例15分ミーテイングには、カナダ、福井県等からのZOOM参加者を含めて15人が集まっていました。でも、田口さんを直接知っているメンバーはたった4人だけ。任意団体の時からの田口さんを知っているのは二人だけです。 ぱっぷすは2009年に任意団体として、アダルトビデオの制作等に関わることにより甚大な性被害を被っている女性たちの問題を社会に訴えるために立ち上がりました。 全国から寄せられるAV被害の相談に継続して責任をもって対応するために、任意団体を結成して約8年後の2017年11月にNPO法人格を取得しました。そのぱっぷすの初代の理事長が今は亡き田口道子さんでした。3年前のことです。 ぱっぷすは、アダルトビデオに出演する女性は、それが好きでやっている、映像中に性暴力が振るわれているように見えるがあれは演技だ、被害者なんていないと言われていたそれまでの俗説に、被害者がここにいると一つ二つではない事実をもって社会に示してきたのです。そして、AV出演強要問題は政府の政策に上り
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