

子どもや若者が狙われている。急増する「金銭セクストーショ ン」の実態と必要な対策とは
米国では2022年以降、この被害によって10代の少年が命を落とす深刻な事件が相次いだことから、米国議会で公聴会が開かれ、政府やプラットフォームによる対策が進められました。昨年からは「対策の強化により狙えなくなった米国の子どもたち」の代わりに
十分な制度的防御が整っていない日本の子どもたちが、国境を越えた犯罪グループの標的となっています。
ぱっぷすへセクストーション被害相談が前々年度648人→前年度は1863人→
今年度は既に907人と急増しています。夏休みを迎える今、子どもたちは被害はさらに拡大するおそれがあります。
7月25日


売春防止法逮捕時の実名・顔写真を伴う報道に対して
2025年7月24日に報道された、東京都新宿区・大久保公園周辺における売春防止法違反容疑での4名の若年女性たちの逮捕に関し、複数の報道機関が実名および逮捕時の映像を報道しました。ぱっぷすでは、性的搾取をめぐる深刻な構造的背景と人道的な観点から、今回の報道姿勢に対して強い懸念を表明します。
7月25日


2025年6月の活動報告
今月は新規相談が398人と多く、そのうち児童の相談はわかっているだけ81件でした。相談者数の増加に伴い、対応スタッフの負担も増え、支援体制の強化が急務ですが、なかなかそこまで手が回ってない現状があります。
その中でも注目されたのは、生成AIによるディープフェイク動画被害に関する相談。わずか1週間の間に2件もの事例が寄せられ、被害の深刻化と低年齢化を肌で感じています。
これらの被害は「性的画像・映像の拡散」だけでなく、被害者の自尊心、学業、交友関係にまで深く影響しており、即時対応と長期的なサポートの両輪が求められています。
緊急対応の繰り返しだけでなく、加害を生まない社会をどう構築するか、これは、支援の現場からの重要な問いかけです。
7月12日